みなさんこんにちは!ぶばい院森川です。
今回のモリモリお答え!は…「変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)」についてです。
みなさん一度は聞いたことあるのではないでしょうか?
膝が痛い時に疑うことが多いと思います。
変形性膝関節症とは…
男女比1:4と女性に多い疾患です。
膝の軟骨がすり減り、骨と骨(大腿骨と脛骨)がぶつかり膝関節に痛みがでるのが代表的な例でよく言われている事です。その為、膝にかかる負担を減らす目的で体重を減らしたり、膝周りの筋肉トレーニングをするように指導されることが多いです。
しかし、変形性膝関節症と診断された方を解剖して膝を調べてみると、軟骨がすり減っていない場合もあるそうです。
その場合なぜ膝に痛みがでるのか…
私達は膝の「柔軟性」に注目しています。
年齢を重ねるごとに股関節は外側に開き、骨盤は後ろに倒れやすくなります。
この2つが重なると太ももの外側には特に負担がかかり、筋肉が硬くなってきます。外側の筋肉が硬くなると膝のお皿が外側に引っ張られてきます。その結果膝の内側に負担がかかり、痛みが出てきます。
よく筋力不足と言われ、膝周りの筋トレを勧められる方が多いですが、スポーツ選手のように筋肉のある人でも膝に痛みがでることもあります。
そこで必要になってくることは、膝の柔軟性と筋肉が正しく使えるかです。
治療ではこの骨盤の後傾や股関節の外側の捻れからしっかり戻していき、膝周りの柔軟性をつけていくと共に必要な運動をやっていきます。
正座がきつくなったり、屈伸がやりにくい人は柔軟性が落ちている可能性が高いので要注意です!
変形性膝関節症は進行性なので、放っておくとどんどん症状は重くなっていくので、しっかり治療することが必要です!
少しでも気になる方や不安な方はいつでもご相談ください!!
フィットという名前には、「フィットネス」・「フィットする」という2つの思いが込められています。
「フィットネス」とは運動や健康という意味があり、私たちは人の身体の持っている可能性を引き出し、健康になっていただくことで、その人の人生をより良いものにしていきたいと考えています。
「フィットする」というのは、ぴったりとよく合うというような意味があり、その人に本当に必要な治療を提供したいという私たちの気持ちを表しています。