2023/08/30 [Topics, ブログ, 聖蹟桜ヶ丘院ブログ]
どうして鍼をすると良くなるの?なんで鍼って効くの?鍼って何に効くの?
など様々な質問を受ける事があります。
なので今回はどうして鍼治療をすると体調が良くなるのか、痛い所が良くなるのかをお話しさせて頂きます。
ちなみに鍼って結構いろいろなものに効果があります。
例えば、
肩こり、腰痛、膝の痛み、ギックリ腰、五十肩、寝違え、捻挫、肘や手首の痛み、坐骨神経痛、しびれ、PMS、生理痛、妊娠中のトラブル(つわり、逆子など)、胃腸炎、うつ、風邪、花粉症、自律神経症状、耳鳴り、めまい、
最近では睡眠障害や帯状疱疹後の神経痛などでお悩みの患者さまも改善しています。
鍼治療をする事で身体に起こる反応は様々ありますが大きく分けると次のような事があります。
①免疫機能の活性化
②自律神経の正常化
今回は①の免疫機能の活性化についてお話ししていきます。
①免疫機能の亢進について
鍼を身体に打つ事によって免疫機能が活性化されますが大きく2つの理由によって免疫機能が活性化されます。
1つは鍼を打つ事によって身体に微細ながらキズが付くという事です。ホントに小さな小さなキズなのですが、そのキズを頑張って治そうと免疫機能が活性化されます。
そして2つ目は身体にとって鍼は「異物」だという事をきちんと認識してくれているという事です。
実は元々身体の中にないものは免疫機能にとっては全て「異物」という扱いになります!
なので、身体にとっては細菌やウィルスとなんら変わりありません。
そう聞くと何だか「そんな物使って大丈夫なの?」と思われそうですがそこは問題ありません。
鍼自体は殺菌よりももっとすごい滅菌をしているので、もの凄くきれいで清潔です。
ただ、身体の中に元々なかったというだけです。
でもそのおかげできちんと免疫機能が働いてくれるのでなんともありがたい話しですね。
では実際鍼を打つとどんな事が起こっているのかざっくりとですが説明します。
鍼が身体の中に入るとキズが出来て、さらには「異物」を感知した免疫機能は修復と排除の為にすばやく働き出します。
白血球を始めとした免疫細胞は血液に運ばれて集まってきます、なので素早く現場に免疫細胞集める為には血液循環が良くなる事が不可欠です。
鍼をすると身体が温かくなる感じがするのは免疫細胞たちを集める為に全身の血流を良くしようとした結果だと言えます。特に打った所は顕著に出ていてこれは目で見てもわかるほどに鍼を打った周りが赤くなります。
急に異物が入ってきてキズが出来た部分を第一優先にして免疫機能が働きますが、しばらくして落ち着くと今度は他に異常はないかと身体の中を調べ始めます。
これが鍼は予防医学と言われる事の1つですが、本人が普段意識していない(出来ない)異常も鍼をする事によって機能が活性化した免疫細胞たちは見逃す事なく対処してくれるようになるので風邪なども熱が出る前にきちんと対処出来て大事にならないですむようになります。
今回は免疫機能の活性化のお話しをさせて頂きました。
次は自律神経の正常化についてお話しさせて頂きます。
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「フィットネス」とは運動や健康という意味があり、私たちは人の身体の持っている可能性を引き出し、健康になっていただくことで、その人の人生をより良いものにしていきたいと考えています。
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