今日は、野球、ソフトボールでの野球肩の原因、その予防についてお話しします。
野球肩という名前は皆さん聞いたことがあるのではないでしょうか。
野球肩とは、野球やソフトボールによって起こる肩の障害の総称です。
始めに野球肩に多い二つの疾患をご紹介します。
①インピンジメント症候群
インピンジメントとは『衝突』という意味があります。
肩関節を動かすことで上腕骨や肩甲骨、軟部組織、筋などが衝突し、疼痛が出現する病態をインピンジメント症候群といいます。
②リトルリーグ肩
成長過程にある子供には腕の骨の付け根に骨が伸びるための成長線が残っています。
その成長線が損傷され肩全体に痛みを訴える方が多いです。
これらの野球肩はオーバーユース(使いすぎ)による炎症や、全身をうまく使えず一部に負担がかかり続けることによる炎症から発症するケースがほとんどです。
全身がうまく使えていない状態とは!?
投球動作は右投げの場合、右脚を軸として左脚を上げる事から始まり体重移動をしながら左脚を地面に接地させ下肢でエネルギーを生じさせています。そして、股関節を軸として体幹のねじれを通じ最終的に指先に伝えてボールを投げています。つまり全身を使った運動連鎖なのです。野球は繊細なスポーツですね~
野球肩を防ぐには!?
筋力
体幹の筋力低下は、下肢で作られたエネルギーをうまく指先に伝える事が出来なくなり、投球速度の低下はもちろん、上肢に負担がかかり投球障害を引き起こします!
成長過程の子供は筋肉量や骨量が投球数に見合ってない場合もあります。そうなると特にリトルリーグ肩などの障害を発症しやすいので投球数に見合った筋力を付けて行きましょう。また、インピンジメント症候群対策には肩甲骨のインナーマッスルを鍛え、肩関節を安定させることがとても大事なのです!
柔軟性
全身の関節可動域のわずかな変化でも投球動作に影響を及ぼします。
例えば、股関節の柔軟性が低下しているとうまく体重移動が出来ずに身体がブレてしまい
、投球後の減速動作の際に上肢への負担が増します。
痛みをかばって投球を続けていくとフォームが崩れ更なる悪化や別部位への障害を引き起こしたりと場合によっては手術になる事もあるのです。
少しでも肩に異変を感じたら、筋力トレーニングは具体的に何をさせたらいいの、、?柔軟性は適切?野球少年少女の悩み、ご両親の不安など、是非一度ご相談ください。
野球少年、少女が思いっきり練習に打ち込めるようにサポートいたします!
フィット鍼灸整骨院 聖蹟桜ヶ丘院 福永萌
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フィットという名前には、「フィットネス」・「フィットする」という2つの思いが込められています。
「フィットネス」とは運動や健康という意味があり、私たちは人の身体の持っている可能性を引き出し、健康になっていただくことで、その人の人生をより良いものにしていきたいと考えています。
「フィットする」というのは、ぴったりとよく合うというような意味があり、その人に本当に必要な治療を提供したいという私たちの気持ちを表しています。