スポーツ練習中・試合で股関節回りに痛みや違和感に心当たりはありますか?
もしかしたらグロインペイン症候群かもしれません。
正式名称は「鼠経周辺部痛症候群」と言って、
主にスポーツ中でのケガ後や酷使を続けた事で股関節周辺に炎症が起きて始まる症状になります。
例えば長距離を走り続ける、
ボールを遠くにキックする動作や股関節周辺にコンタクトすることで負荷をかけている期間が長いと発症するものになります。
症状としては ・圧痛(触るだけでも痛みが走る) ・運動時痛(鼠径部・下腹部・内股・大腿部などに放散痛) 症状が酷いと歩くこともままならないほどの痛みで、日常生活にも大きく影響が出てしまうこともあります。 症状を起こしやすいスポーツとしては 1 サッカー:ロングパスをするポジションに多い(MF・GK) 2 陸上競技:中・長距離の種目に多い 3 ラグビー:タックルの衝突により股関節周囲に損傷・炎症が起きやすい 4 ウェイトリフティング:高重量を支える際に股関節に強い負荷が掛かりやすい
有名なサッカー選手もこの症状が原因で一線を退かれた方もいると言われています。
一般的な処置として ・3~4週間安静 ・アイシング処置 ・電気治療 等があります。 以前の当院としては鍼治療も含めて行っておりましたが、改善にはかなりの期間が掛かった事を覚えています。
一度発症すると治るまでの期間が掛かってしまうのが、大変なところです。 一番大事なことは発症を防ぐ事です! その為に発生が起こる前の「予兆」を発見して、事前に対処することが大事です。
予兆その1<股関節の動きに違和感が出始める> 走る・蹴る・ステップを取るすべてに何かしらの違和感が当てはまります。 これはオバーユーズから股関節回りに損傷か硬直が考えられます。 ただ筋肉疲労でない可能性高いので、注意が必要です。 予兆その2<練習後での股関節の痛み> 激しい運動後に足を引きずる ・股関節全体に強い違和感がある場合は股関節周辺の筋肉に損傷が起きている、 もしくは筋膜の硬直が起きている可能性が高いです。
この2つに当てはまる方は一度身体のチェックが必要です! 一度整形外科で検査を受けてみてください。もしかしたら骨に異常が現れる場合があります。 その際は適切な処置を受ける必要があります。
病院で「異常が無い」と診断を受けたけども痛みが続く場合。
その時は私たちがチェックしていきます!
これは原因が骨ではないからです。
私たちが考えているグロインペイン症候群の原因は
・深部筋肉の硬直 ・筋膜の癒着 ・痛み部位周辺の関連筋の機能低下 ・患部の循環不全
これらが問題となって起きていると考えています。 そしてこの問題に対して私たちは解決策を用意しております。
これを読んでお子さんやパートナー友人の中で「グロインペイン症候群では?」と感じた方は是非一度ご連絡ください。
フィットという名前には、「フィットネス」・「フィットする」という2つの思いが込められています。
「フィットネス」とは運動や健康という意味があり、私たちは人の身体の持っている可能性を引き出し、健康になっていただくことで、その人の人生をより良いものにしていきたいと考えています。
「フィットする」というのは、ぴったりとよく合うというような意味があり、その人に本当に必要な治療を提供したいという私たちの気持ちを表しています。