以下、せいせき鍼灸師ブログより抜粋
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妊娠中に身体の中では赤ちゃんの成長に合わせ実に様々な変化が起こります。
時々ママの身体の不調となって表面化したものをマイナートラブルと言います。
今回からその中でも特に多くの方が経験されているものをピックアップしていきます。
どんなもので、なぜ鍼灸の効果が望めるのかを載せていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
1回目は「つわり」です。
つわりとは?
現代の医学においても解明が難しく原因としていろいろな説があります。しかし決定的なものはありません。
その為これをすれば確実につわりが良くなるという治療法がないのが現状です。
つわりの症状は早い方なら妊娠直後から始まり、ひどい場合は妊娠後期まで続く方もいます。
つわりは妊娠したかたの8割は何らかの形で感じるとされていますが、中には全く感じないという方もいます。
症状としては食欲がなくなる、胸やけがする、食の好みが変わる、匂いに敏感になる、食事のあとに吐くなどです。
ひどい場合には水も受け付けなくなり脱水症状で入院という方もいらっしゃるそうです。
つわりの種類は?
●吐きつわり
吐き気や嘔吐を繰り返すつわりです。温度差などの少しの刺激にも吐き気を催してしまいます。
●唾液つわり
「よだれつわり」とかいてあるものもあります。食事とは関係なくつねに多量に唾液が出てきます。
●食べつわり
空腹時に吐き気を催すつわりです。お腹がすくと症状が出る為、常に何か食べているような状態になります。
●匂いつわり
(すべてのつわりに関わってはきます。)
特に匂いの刺激に敏感に反応して吐き気を催します。
よくある「ご飯の炊ける匂いがダメ!」ってのがこれです。
ではなぜつわりの症状に鍼灸はいいんでしょう。
子宮も自律神経の支配を受けている臓器の1つです。最近では子宮は交感神経支配と言われています。
適度な刺激を受けて交感神経が優位に立つ時があるというのはとても良い事ですが、長く優位に立っている状態が続くという事はストレスを多く受けすぎているという事です。
それは全身の健康状態にも精神的にもあまり良い状態とは言い切れません。
副交感神経が働ける状態を作ってあげる事が大切になってきます。
鍼灸は自律神経に直接働きかける事が出来ます。
交感神経・副交感神経の調整にもってこいです。
鍼の刺激や灸の暖かい刺激はリラックスしやすくしてくれますので気になる方はぜひ1度問い合わせて聞いてみることをおススメします。
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せいせき鍼灸師(佐藤・野見山)毎週ブログ更新しています。
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フィットという名前には、「フィットネス」・「フィットする」という2つの思いが込められています。
「フィットネス」とは運動や健康という意味があり、私たちは人の身体の持っている可能性を引き出し、健康になっていただくことで、その人の人生をより良いものにしていきたいと考えています。
「フィットする」というのは、ぴったりとよく合うというような意味があり、その人に本当に必要な治療を提供したいという私たちの気持ちを表しています。