2018/10/11 [Topics, ブログ, 健康コラム, 国立院ブログ, 整体, 腰痛]
こんにちは!国立院の伊東です!
今回は腰痛で悩まれている70代女性の方を紹介させていただきます。
安静時には痛みはありませんが、買い物後など重たい荷物を持って歩くと右の腰からお尻にかけて痛みが出てきます。
歩くと痛みが出るという事で腰椎の狭窄症なども考えられますが、この方の場合はお腹とお尻の筋肉が上手く使えておらず筋量が減る事で正しい姿勢をキープできなくなっている事が原因です。
お腹とお尻の筋肉を上手く使えない事で骨盤が後ろに傾き、背骨も猫背になってしまいます。荷物を持たない時は痛みは出ませんが、荷物など持って負荷が強くなるとお腹の筋肉を使えない分腰の負担が増え痛みがでます。
また、姿勢が崩れることで筋肉に柔軟性がない為ケガをしやすい状態です。
治療としては腹部の緊張を取り、股関節周りの動きを良くすることで痛みは無くなります。ですが、生活をする環境でまた痛みが出る状態が新しく作られます。
そこで治療後のいい状態をキープさせるために呼吸のトレーニングを取り入れました。患者さんの普段の生活中に私たちが治療する事は出来ないので、セルフケアで身体に新しくいい環境を作らせる事が狙いです。
この70代の患者さんに関してもこの呼吸のトレーニングをする事で荷物を持って歩く時も痛みが少しずつ出なくなり、しっかり骨盤を支えることで真っ直ぐ立てるようになってきました。
呼吸のトレーニングは4パターンありますが今回はそのうちの1つを載せてます。他の3つも気になる方は是非お声かけ下さい。
痛みが出る原因は姿勢の歪みです。歪む原因はその人の身体の中で、使わないことで弱くなった筋肉・使いすぎて動きが悪い筋肉にあります。もう治らないと諦めている方も多いですが取れない痛みはありません。
同じ症状で悩まれている方は、是非当院で歪みをとって、痛みが出ずキレイな姿勢の身体作りを一緒に頑張ってみませんか?
フィットという名前には、「フィットネス」・「フィットする」という2つの思いが込められています。
「フィットネス」とは運動や健康という意味があり、私たちは人の身体の持っている可能性を引き出し、健康になっていただくことで、その人の人生をより良いものにしていきたいと考えています。
「フィットする」というのは、ぴったりとよく合うというような意味があり、その人に本当に必要な治療を提供したいという私たちの気持ちを表しています。