手術後のコンディショニング！

手術後のコンディショニング！

2022/12/14 [聖蹟桜ヶ丘院ブログ]

こんにちは！

聖蹟院、大野です！

 

去年手術を経験された方のコンディショニングを担当させて頂いて6ヶ月。

どのような状態？どんな事をしているのか？その報告になります。

最初はセルフトレーニングを行っていたが現状維持が続き、術前の筋肉の回復と体力作りを目的にコンディショニングを始めました。

 

最初の悩みは「癌で右ふくらはぎの皮膚と脂肪組織の部分を切除した事で運動は出来ず右脚を庇って生活をしていた結果、身体の歪みがひどかった事」です。

 

まずは体のチェック！

前回のコンディショニング後の経過と今日の身体の気になる所を聞いていきます。

前屈と後屈、その次に壁の前でバンザイをしてもらい筋肉、背骨の状態を見てきます。

 

続いてウォーミングアップ！

片足立ちで前後に振って股関節、お尻周りを緩めて真横に振って内ももを伸ばしていき、重心の位置を整えるために片足立ちを30秒ずつ行っていきます！

背骨、肩甲骨に動きをつけるために肩を回したり、呼吸を意識しながら背骨に柔軟性を持たせる運動をしていきます。

 

いよいよトレーニング！

脚まわりと身体のバランスを無理やり保つためにかばっている背中を中心にトレーニングしていきます。

メニューとしてはランジやスクワット、デットリフトをしていきます！

ポイントとしては足の向きが捻じれないようにつま先のむき、重心がうまく乗るようにかかとや背中が使えるように腕の位置をメインに見ていきます。

 

最後に治療！

体全体のバランスを整えながら、足首周りを重点的に整えていきます！

 

～コンディショニングを受けた方の感想～

週一回の頻度で続けていますが、先ず出掛けた際に違和感なく長く歩けるようになったことが変化のきっかけでした。

その後は常にあった足首の痛みも軽減、当初は脚のみの改善が目的でしたが、背中の部分がスッキリしたり浮腫みが軽減したりと想定していなかった所まで変化が出てきているので嬉しいですね。

これはトレーニングと一緒に身体の歪みを治療してくれている事が大きいと思います。

歪みがあるとつかなくていい部分の筋肉が大きくなったりするので、「整った身体で正しいフォーム」という好条件がコンディショニングのポイントだと思います。

もちろん筋肉や体力を回復する目的なのでトレーニングはちょっとだけキツい部分もありますが、大野先生がフォームの細かい部分もしっかり見てくださったり応援してくださるので毎回あっという間に終わってしまいます。

今も癌治療は継続していますが、先日切除部分を1年ぶりに診てくださった先生が「通常切除部分のパーツの筋肉は硬くなりやすいんだけど、柔らかいねー！」と驚いていました。

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