今日は先日ご来院頂いた患者様のお話しをさせて頂きます。
70代 女性
「朝、目が覚めた時点ですでに腰に痛みがある。
起き上がるのもやっとでなんとか頑張って起きたのはいいもののなかなか背筋が伸ばせずに歩くのもやっと。」
という事でした。
ご来院頂いた際にもスリッパに履き替えるのがつらくてかがめない、しゃがめない、靴下履けない。
といった様子でした。
問診と検査した結果、
いわゆる筋筋膜性の腰痛(ギックリ腰)だと判断。
そうと決まればやる事は決まっているので早速治療スタート!!
今回は急性腰痛(ギックリ腰)なので使う鍼は1本だけ
横向きで左右に1回ずつ施鍼して、ベッド上で軽く運動してもらいます。
この時点ですでに
「???」
「あれ?動ける!?」
「なんで???」
ギックリ腰でご来院された患者さまはだいたいこのタイミングで皆さん大変驚かれます!!
まだ痛みがすべてなくなったわけではないのですがご来院の時に比べれば断然動けます。
この後にも違った運動をしてもらいますがそれが終わった時点での痛みはこの患者さまの場合はご来院時された時から比べると残り40%くらいでした。
まだ立ち上がりやかがむ動作での痛みが残っている事、さらに明日は仕事に行かなくてはいけない事への不安が残っていた為、
この日2回目の治療を提案し、了承を頂けたので続けて治療する事にしました。
続けて治療が出来る時は続けて治療した方が治るスピードが早くなります。
当院ではギックリ腰の治療では1日に3回治療はざらにあります。
しっかり治療効果を出す為にベッド上で休憩をして頂いてから2回目の治療スタート。
2回目の治療も1回目の治療と基本は同じです。
ただ明らかに体位変換のスピードや運動のスピード、動ける幅が1回目とは違っています。
それは患者さまご本人が1番感じられるようで、皆さんびっくりされます。
2回目の治療では1回目の治療内容に加えて
全身調整の鍼も行いました。
患部の痛みがだいぶ緩和されたので痛みで緊張していた全身の筋肉などの調整を行うことで全身の血行が良くなり、さらに回復のスピードが上がります。
2回目の治療も終了。
チェックの為にベッドから起きてもらいます。
もうこの時点で1回目の治療終了後より明らかに動くスピードが速くなっています。
ベッドからの立ち上がりと前屈動作にはまだ若干の痛みと不安が残るという事でしたが
改めて来院時からの痛み残り度合いを聞いてみますと
「25%!」
と笑顔で答えて下さいました。
だいぶ良くなりました!
得意としているとはいえ、やはりこの笑顔が見られるとほっと一安心です。
お帰りの際はご来院時には出来なかった靴の履き替えがスムーズに出来る事にまた喜んで頂きました。
途中でも書きましたが、
こういった急に痛みが出てきてしまったものは早めに回数を重ねて治療を行うと早く改善します。
回数でいえばギックリ腰でしたら最低3回。
しかも間隔を空けずに治療をする事が重要です。
これからの寒い時期はギックリ腰が増えますので、そうはならないように気を付けて頂きつつ
もし、ギックリ腰になってしまったらすぐにご相談下さい!!
聖蹟桜ヶ丘院 佐藤 和也
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フィットという名前には、「フィットネス」・「フィットする」という2つの思いが込められています。
「フィットネス」とは運動や健康という意味があり、私たちは人の身体の持っている可能性を引き出し、健康になっていただくことで、その人の人生をより良いものにしていきたいと考えています。
「フィットする」というのは、ぴったりとよく合うというような意味があり、その人に本当に必要な治療を提供したいという私たちの気持ちを表しています。