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スタッフブログ
2025.01.08
こんにちは。
院長の庭月野です。
今回のテーマは「嗅覚障害」です。
現在治療している10年前から嗅覚障害が発症した方の治療についてお話します。
まずは嗅覚障害について知っていただきます。
~なぜ嗅覚障害が起こるかというと~
最も多い原因は慢性副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)で、次いで風邪、頭部外傷の順に多いとされています。 その他、アレルギー性鼻炎、脳疾患、薬物、手術(脳、頭蓋底、鼻副鼻腔)、先天異常、加齢などがあります。
∼嗅覚障害の種類~
①気導性嗅覚障害
匂いの成分が嗅粘膜に到達できなくなることによる嗅覚障害です。多くは「副鼻腔炎」が原因とされています。副鼻腔炎には、軽度なものから、難病指定されている「好酸球性副鼻腔炎」までさまざまな病態があります。鼻の中に膿が溜まって慢性的な鼻づまりになる病気として知られている「蓄膿(ちくのう)症」も、副鼻腔炎の一種です。
②嗅神経性嗅覚障害
新型コロナウイルス感染症の影響で発症する嗅覚障害は、このタイプだと考えられています。嗅粘膜は左右の鼻にあり、数平方センチメートルの小さな領域です。ウイルス感染や薬物・毒物などの影響により、嗅粘膜にある嗅神経がダメージを受けて、匂いを感じ取れなくなります。嗅神経は、嗅粘膜を介して外気と接しているためウイルスの影響を受けやすいことに加え、嗅粘膜は新型コロナウイルスと親和性のある受容体(タンパク質)を持つのではないかと研究が進められています。
③中枢性嗅覚障害
頭部のケガや病気の影響で脳がダメージを受け、匂い成分の情報を脳が受け取れなくなった結果、匂いが判別できなくなる嗅覚障害です。スキーやスノーボードでの転倒、交通事故など外的な要因で生じる場合と、脳梗塞やアルツハイマー病、パーキンソン病などの影響で併発することがあります。
~放置しておくと~
嗅覚障害は感覚神経の中で唯一再生する神経です。発症後1週間以内に治療をすれば治癒が早いと言われています。その期間を過ぎると治癒が遅くなってしまうので早急に治療を始めた方が良いです。コロナでの嗅神経障害が起きた方はすぐにご相談ください。
~治療~
顏にある副鼻腔に対しての特別な治療法で刺激を入れます。実際に受けた患者さんも治療後に鼻水が止まったり、鼻が通る感覚があるとおっしゃっています。それと並行して自律神経の調整や、骨格の調整もすることで患部だけの局所的なものだけでなく全身の状態を良く出来ます。
今回治療した10年間嗅覚の感覚が無かった患者さんも病院で治療したり、他の院で鍼灸を試したり、ご自身で嗅覚神経アロマを購入し使ったりして様々な事を試しましたが変化が無かったと言います。
当院で10回の治療をし、感じる臭いがいくつか出てきました。
身体の変化が一つ出ると、他の臭いも感じてきます。患者さんから「改善できると感じたから気持ちが前向きになった!」という言葉をいただきました。嬉しいですね!
嗅覚障害の患者さんは他にも診ていますが、初期に治療ができれば皆さん1ヶ月ほどで通常に戻っています。
嗅覚障害を感じた方は我慢せずにご連絡ください。
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