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2025.01.14

これって「五十肩」?

今回はみなさん悩まれている「五十肩」についてお話しさせてください。

 

院長の庭月野です。

 

私も今年42歳になるので人ごとではありません。

 

まずは基礎知識と対策、ぶばい院で何が出来るかをお教えします。

 

五十肩は、四十肩と同じく「肩関節周囲炎」という病気の一つで、主に4060代で発症することからその名前がついています。四十肩と五十肩は基本的には同じ病態で、名前だけが異なるものと考えてよいです。

 

 

〜基礎知識〜

 

  1. 原因

 

  • 年齢による関節包や腱板の変性。
  • 肩関節周囲の炎症。
  • 過剰な負荷、または長期間の肩の不使用。
  • 糖尿病や甲状腺疾患との関連。

 

  1. 症状

 

  • 肩関節の激しい痛み(特に夜間痛が顕著)。
  • 肩の動きの制限(腕を上げたり、背中に回したりする動作が困難)。
  • 日常生活への支障(着替えや髪をとかす動作が困難になる)。

   

  1. 経過

 

       〇 五十肩も、炎症期凍結期回復期の3つの段階を経て治癒します。

         

  • 炎症期: 痛みが強く、動かせない。夜間痛が特徴。
  • 凍結(拘縮)期: 痛みは軽減するが、肩の可動域が大幅に制限される。
  • 回復期: 痛みが和らぎ、肩の動きが徐々に戻る。

 

  1. 治療期間

 

  • 自然治癒する場合も多いですが、6か月~3年かかることがあります。
  • 放置すると、肩の硬化が進み後遺症が残る可能性もあるため注意が必要です。

 

 

五十肩の治療法

 

病院では、

 

         〇 保存療法(基本的な治療法)

         

  • 消炎鎮痛剤(内服薬・外用薬)。
  • ステロイド注射やヒアルロン酸注射(炎症と痛みの軽減)
  • ストレッチや理学療法で可動域を維持。
  • 温熱療法
  • 温湿布やホットパックで血行を改善し、筋肉をほぐす。

 

などを行います。

 

私たちの治療でやる事は、

 

①炎症期には痛み止めを服用しながら安静にすることが一般的。治療は肩に負担がかかる原因の姿勢を調整したり、回復力を高める自律神経の調整をします。それに加え、テーピング固定をします。

  拘縮期は少しずつ動かして可動域の確保をしていきます。ここから癒着を剥がす治療を始めていきます。

  回復期は痛みも可動域も広がるが手をあげきる最後に違和感が出たりします。 

 

最後まで諦めずに伸ばしていきましょう!

 

病院との大きな違いは、局所症状と全身治療の両方に手をかけていきます。注射や薬は嫌だという方や、なかなか治らない方は是非ご連絡ください。

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