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スタッフブログ
2024.05.08
グロインペイン
赤羽はち整骨院、院長の松村です!
いきなりですが、私には小学四年生の甥っ子がいます。
その甥っ子は、サッカー大好きで、レアル・マドリードの短期キャンプのセレクションに合格し、スペイン留学してきたくらい将来が楽しみな子です。
さて、その甥っ子からLINEがきて(今時の小学生はLINEするのですね。)、右股関節の付け根が痛いと相談されました。
近所の(甥っ子は栃木の宇都宮にいます)整骨院にいきましたが、電気と超音波のみで痛みが変わらず、試合も近いこともあり、どうしたら良いのか不安になって、兄と甥っ子から治療家の私に相談がきました。
まず甥っ子に電話で話を聞いてみると、グロインペイン症候群かなと。簡単に言うと、使い過ぎで起こる股関節の前側の炎症です。ひどいと、走れなくなり、サッカーだとインサイドキックで痛みが生じることがあります。
私は、兄に甥っ子の状況を話し、治療する為、わざわざ宇都宮から赤羽まで甥っ子を連れてきてもらいました。
症状は歩行痛とランニング痛。そして、右股関節外旋時(あぐらをする動き)の痛みと、鼠蹊部、腸腰筋を押した時の強い痛み。
中々ひどそうだなと。
さらに体を細かく検査してみると、左右の太ももの筋肉のアンバランスさと、右の太もも内側の筋力低下も見られました。
これは、その右の腸腰筋をほぐしても、中々痛みが引きません。使い過ぎで起こっている為、その部分を一時的に和らげても、またスポーツをすると、痛みが出てきてしまいます。
やることは、左右、前後の筋力バランスを治療で整え、その痛みが出ている部分の負担を減らすことです。
そうすれば、自然と右の腸腰筋にかかる負担が減ってきます。
そして、何回か治療した後に、その場で走ってもらい、痛みの確認動作を行い、「来た時より大分いい。これなら、試合出れそう!」
という言葉を貰ったので、セルフケアを伝えて、ひとまず治療は終了。
後は、試合を待つのみ。
そして数日後、甥っ子から、LINEがきました。
おじさん嬉しいです。泣
こんなことがあると、治療家冥利に尽きるといいますか…
もし、皆さんもスポーツでお子さんの怪我で悩んでいたらぜひ、赤羽はち整骨院にご相談ください。
助けになれたらと思います。
はち整骨院 院長 松村
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