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2024.11.26
シンスプリント
こんにちは!赤羽はち整骨院の白鳥です!
この1週間で急に気温が下がり始め、一気に冬らしくなってきましたね。
やっと衣替えが出来そうです。(笑)
こういった気温差が激しいときは体調を崩しやすいのはもちろん。
寒くなってくると圧倒的に筋肉系のケガが増えてきます。
運動前に筋肉を温めることで多くのケガは防ぐことが出来ますので、
いつもより入念にウォーミングアップすることをオススメします!
さて、今回は『シンスプリント』の症状改善例を紹介していきます!
シンスプリントとは、簡単にいうとランニングやジャンプ動作で
すねの内側に痛みがある状態です。
原因は筋肉が骨の表面にある骨膜と癒着(組織同士がくっつく)
することで骨膜が過剰に引っ張られて起こる炎症です。
患者さんは30代 男性 ランナー
普段から高負荷なトレーニングを積んでおり、
1か月前から走り始めに右足の脛の内側に痛みを感じるようになった。
以前も同じような痛みがあり、その時は放っておいたら良くなったが、
今回はなかなか良くならなかった。
2週間後に大会を控えおり、早く治したいと思い、
治療院を探したところ、当院のブログを見つけて来院。
まずは問診と検査で何が原因で症状が出ているのかを見つけていきます。
①脛の内側下1/3に圧痛(押して痛い)
②下腿(ふくらはぎ)の筋肉の過緊張(パンパンに張っている)
③動き始めが痛くなり、続けていくと少し楽になってくる
患部に腫れは診られなかったが、
上記の所見から『シンスプリント』だと判断しました。
院内ではランニング動作などの動きでの疼痛再現は難しかったため、
圧痛をペインスケール「10」と設定。(ペインスケールとは痛みのレベルを10段階で表したもの)
〈治療〉
まずは下腿の筋肉の緊張を取るために
①足関節の位置調整
それから癒着を剥がすために
②シンスプリント専用施術
全身の重心バランスが悪く、これだと下腿の筋肉は常に負担がかかる状態なので、
③筋バランスを整えます。
治療後、ペインスケール「10」→「1」
大会まで2週間を切っていたので、
10日間で後2回来院するように指導しました。
前回から3日後に来院。
前日にいつも通りのトレーニングをしたが、足が軽く感じ、ほとんど痛みはなかった。
圧痛でのペインスケールは「0」
左足の方も痛みは無いが、重さ・張りを感じるので予防も兼ねてやってほしいとのことで
検査したところシンスプリントを発症する可能性があったので左足も施術。
〈治療〉
右足は予防・パフォーマンスアップのため、筋バランスを整える治療をメインに。
左足はシンスプリント専用施術を行った。
治療後、ペインスケール「0」のまま
前回から6日後に来院。
痛みは完全に消失。左足も軽さを感じるように。
〈治療〉
シンスプリントの症状は無くなったため、
この日はパフォーマンスアップのため全身の治療を行いました。
ケアをしたいとの事で大会の次の日に来院。
「痛みなく、走り切ることが出来た。」とのこと。
フルマラソンを走った後も再発はなし。
〈治療〉
疲労を取り除くことをメインに行い、
今後は自分でケアしてみたいとの事だったので、
足りていない部分のセルフケアを伝え、卒業としました!!
今回の患者さんは1回の治療で「シンスプリント」の痛みがほぼなくなりました!
その後も再発もなく、走ることが出来たのは癒着が剥がれた後に筋バランスを整え、
関節を安定させたことによって、足にかかる負担を減らすことが出来たからだと思います。
普段からケアをしていたのに今回「シンスプリント」を発症してしまったのは
ケアでは補いきれない程の負担がかかっていたという事です。
この負担を減らすには上記にも書いたように筋バランスを整えることが大切になってきます。
最後に伝えたセルフケアも筋バランスを整えられるものでした!
もし同じような症状でお困りの方で早く治したい!大事な大会に出たい!という方はもちろん
ケアをしているけどなかなか痛みや不調が取れない方も
一度赤羽はち整骨院にご相談ください!!
赤羽はち整骨院 白鳥
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