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2025.01.17

グロインペイン

【症状改善例】サッカーによる股関節の痛み『グロインペイン』がたった4回の治療でゼロに。

こんにちは!赤羽はち整骨院の白鳥です!

 

1月から新人さんの研修で治療を受けることが

多いのですが、身体の調子がすこぶるいいです!!

メンテナンスの大切さを改めて、感じました。笑

 

さて、今回は『グロインペイン症候群』の症状改善例を紹介していきます!

皆さん、「グロインペイン症候群」とは何か知っていますか?

 

グロインペイン症候群とは「鼠径部痛症候群」とも呼ばれています。

その名の通り、鼠径部や太ももの付け根、股関節前面に

特定の運動や急な日常生活での動きでの

痛み不快感などの症状が特徴です。

原因としては筋肉・腱、関節、神経など様々ありますが、

すべて話すと長くなってしまうので、ここでは割愛します。

「グロインペイン症候群」の詳しい解説はこちらから

「来院経緯」

患者さんは中学1年生 男性 サッカー部

2日前の練習中に左に股関節が急に痛み出した。

股関節が痛くなることは過去に数回あったが、その日の内に良くなっていた。

しかし、今回は良くならず、痛みも強い。走るだけで痛い。

大会が週末にあるため、早く治したいと思い

インターネットで当院を見つけ、来院。

 

「治療経過」

1診目】

まずは問診と検査を行います。

 

①内転筋に圧痛(押して痛い)

②股関節の開排制限(両方の足の裏を付けて股関節を外に広げる)

③ダッシュ、キック動作で痛い

④左右の筋力の違い

⑤腹部の硬さ

 

上記の所見から『グロインペイン』だと判断しました。

 

まとめると今回痛みが出た原因は

①内転筋の癒着(組織同士がくっつく)

②内臓疲労による腹部の硬さと回復力の低下

③左右の筋力のアンバランスさ

の3つが挙げられます。

 

なので、治療はこの3つの原因

対してアプローチしていきます。

 

治療の経過は

圧痛をペインスケール「10」と設定して進めていきます。

(ペインスケールとは痛みのレベルを10段階で表したもの)

〈治療〉

まずは内転筋の癒着を剥がすために

①グロインペイン専用施術

 

次に内臓疲労、腹部の硬さを取るために

②腹部調整

 

筋力バランスの改善のために

③特別なトレーニング

を行います。

治療後、ペインスケール「10「6

 

2診目】

前回から4日後に来院。

治療前:ペインスケールは「6

〈治療〉

グロインペイン専用施術、腹部調整、筋力調整

治療後:ペインスケール「4

 

3診目】

前回から8日後に来院。

治療前:ペインスケール「5」

3日間プレーしたが、以前ほどの痛みは無く

動きやすさを感じた。

〈治療〉

グロインペイン専用施術、腹部調整、筋力調整

治療後:ペインスケール「2」

 

4診目】

前回から1週間後の来院。

治療前:ペインスケール「0」

この1週間は特に気になることはなかった。

〈治療〉

グロインペイン専用施術、腹部調整、筋力調整

治療後:ペインスケール「0」

 

その後、タイミングが合わず来院することは出来なかったが

LINEでのやりとりで股関節はいい状態を

キープできているとのことでした!

 

今回は4回の治療で『グロインペイン』が完治しました!

 

「考察」

今回の患者さんは中学生になったタイミングで

練習の頻度・強度が上がり、今までよりも負担が大きく増えました。

 

その環境の中で筋力差、体の使い方によって、負担のかかる場所が偏り

さらに内臓疲労による回復力の低下が原因で

『グロインペイン』を発症してしまいました。

 

グロインペインの一般的な治療はストレッチや安静などが

選択されることが多いですが、それでは上記で書いたような

原因に対しての治療が出来ていない為、

一時的には痛みが良くなるが、プレーするとまた痛くなったり、

プレーできない期間が長くなってしまいます。

 

しかし、当院では従来とは違った原因への治療も

同時に行う事で短期間で競技復帰することが出来ます!

 

もし同じような症状で悩んでおり、このブログを読んでいただいた方、

また他のスポーツ障害でお悩みの方

一度赤羽はち整骨院にご相談ください!!

 

赤羽はち整骨院 白鳥

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