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スタッフブログ
2024.05.01
症状ブログ
こんにちは。
フィット鍼灸整骨院こどもの国院の院長キムです。
本日は「起立性調整障害」という症状のご紹介をします。
起立性調整障害とは?
あまり聞き覚えのない病名かと思います。
「起立性調整障害」は新型コロナウイルスが猛威をふるって以降、発症率が増加した疾患です。
例えば、
2022年では中高生の4人に1人が起立性調整障害に悩んでいると言われています。
当院でもお子さんの起立性調整障害に悩まれている方が多くいらっしゃいます。
この疾患の一番の問題は朝から学校に登校できないことです。
起立性調整障害の主な症状とチェックリスト
起立性調整障害の主な症状は
「朝が起きられない」
「立ちくらみ」
「気分が悪い」
「頭痛」
の4つです。
午前中に症状が強く、午後には症状が軽減するのが特徴です。
また、下記チェック項目から、主症状と合わせて3つ以上、あるいは2つ以上でも症状が強ければ起立性調整障害を疑います。
【起立性調整障害を疑うチェックリスト】
□-失神
□-気分不良
□-腹痛
□-動悸
□-食欲不振
□-車酔い
□-顔色が悪い
起立性調整障害のつらさ
起立性調整障害になってしまいますと
朝から学校に行きたくても起きれない。
症状がひどい場合は学校の下校時間までベッドから起きれない。
などの状態が続きます。
お子さんがこのような状態になったときに、「起立性調整障害」について知らない親御さん目線では病気を疑うことができず
「何で朝起きれないんだ!」
「学校をサボるな!」
とお子さんを責めてしまいがちです。
病気的に甘えやサボりのように見えてしまうかもしれませんが、決して甘えやサボりではありません。
親に理解してもらえないことや、気持ちとして学校に行きたくても行くことができないストレスがかかると、お子さんの「起立性調整障害」の症状はさらに悪化します。
親子関係に亀裂が生じてしまうことは、誰も望んでいないでしょう。
親御さんは「起立性調整障害」の症状を理解し、お子さんをサポートしてあげることが大切です。
ちなみに、
病院では
先程の症状のチェックリストに加え、新起立試験という検査をおこない、起立性調整障害を判断します。
起立性調整障害の治療について
起立性調整障害の主な治療方針は「生活習慣の改善」です。
薬は効果が薄いとされており、
残念ながら明確な治療法が確立されていません。
起立性調整障害の原因は
「自律神経の乱れ」です。
自律神経が乱れることによって
循環器系である血圧と脈拍に異常が生じます。
自律神経の乱れを治すときに、
特に大切なのは迷走神経の働きを正常にすることです。
迷走神経とは、血管を含め内臓を支配している神経です。
迷走神経の働きを取り戻すことで
起立性調整障害は治ります。
当院では迷走神経の働きを正常に戻すことで起立性調整障害の
症状改善をうながします。
1日も早い回復のために
起立性調整障害は
思春期の大事な
学校生活を奪ってしまう
怖い疾患です。
発症から1年で約5割の人が改善しますが、中高生にとって
満足に学校に行けない期間が
1年は長過ぎます。
重症の場合は以前のように元気に学校に通えるようになるまでに2〜3年かかる場合もあります。
起立性調整障害を治すためには
早期の治療が
とても重要です。
1日でも早く楽しい学校生活を
取り戻しましょう!
起立性調整障害で
お悩みの方、ご本人やお子さんの起立性調整障害を疑って悩んでいる親御さんは
一度、フィット鍼灸整骨院 こどもの国院まで
ご相談ください。
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