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2024.07.26

子どもが朝起きれないわけ!?

こんにちは!小さい頃、母に姿勢の悪さを指摘されていた勝野です。

 

今回は「起立性調整障害」についてです。

 

 

あまり聞き覚えのない病名ですよね。 

なぜなら「起立性調整障害」は新型コロナウイルスが猛威をふるって以降、発症率が増加した疾患だからです!

 

2022年では中高生の4人に1人が起立性調整障害に悩んでいると言われています。 

 

当院でもお子さんの起立性調整障害に悩まれている方が多くいらっしゃいます。 

 

 

この疾患の一番の問題は朝から学校に登校できないことです。 

 

 起立性調整障害の主な症状とチェックリスト 

 

主な症状は 

・朝が起きられない

・立ちくらみ

・気分が悪い

・頭痛

の4つです。 

 

 

 

 

午前中に症状が強く、午後には症状が軽減するのが特徴です。 

 

 

また、下記チェック項目から、主症状と合わせて3つ以上、あるいは2つ以上でも症状が強ければ起立性調整障害を疑います。 

 

【起立性調整障害を疑うチェックリスト】 

-失神 

□-気分不良 

□-腹痛 

□-動悸 

□-食欲不振 

□-車酔い 

□-顔色が悪い 

 

 

ちなみに病院では 

 

上のチェックリストに加え、新起立試験という検査をおこない、起立性調整障害を判断します。 

 

 

起立性調整障害のつらさ 

 

朝から学校に行きたくても起きれない。 

 

症状がひどい場合は学校の下校時間までベッドから起きれない。 

 

などの状態が続きます。 

 

お子さんがこのような状態になったときに、「起立性調整障害」について知らない親御さん目線では病気を疑うことができず 

 

何で朝起きれないんだ! 

 

学校をサボるな! 

 

とお子さんを責めてしまいがちです。 

 

病気的に甘えやサボりのように見えてしまうかもしれませんが、決して甘えやサボりではありません。 

 

親に理解してもらえないことや、気持ちとして学校に行きたくても行くことができないストレスがかかると、お子さんの「起立性調整障害」の症状はさらに悪化してしまいます。 

 

親子関係に亀裂が生じてしまうことは、誰も望んでいないはずです。 

 

 

親御さんは「起立性調整障害」の症状を理解して、お子さんをサポートしてあげることが大切です!

 

 

 

起立性調整障害の治療について 

 

主な治療方針は「生活習慣の改善」です。 

 

薬は効果が薄いとされており

 

残念ながら明確な治療法が確立されていません。 

 

ですが、当院では起立性調節障害を改善することができます!

 

実は起立性調整障害の原因は 「自律神経の乱れ」です。 

 

自律神経が乱れることによって 循環器系である血圧と脈拍に異常が生じると言われています。 

 

 

そして自律神経の乱れを治すとき特に大切なのは

迷走神経の働きを正常にすることです!

 

 この迷走神経とは、血管を含め内臓を支配している神経です。 

 

 

 

ですから、迷走神経の働きを取り戻すことで 起立性調整障害は治ります 

 

 

この起立性調整障害は  

思春期の大事な 学校生活を奪ってしまう 怖い疾患です。 

 

発症から1年で約5割の人が改善しますが

 

中高生にとって 満足に学校に行けない期間が 1年は長過ぎます。 

 

重症の場合は以前のように元気に学校に通えるようになるまでに23年かかる場合もあります。 

 

 

そのため早期の治療が とても重要です。 

 

1日でも早く楽しい学校生活を 取り戻しましょう! 

 

 

ご本人やお子さんの起立性調整障害を疑って悩んでいる親御さんは 

ぜひフィット鍼灸整骨院 国領院にご相談ください。 

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