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2024.08.26

変形性膝関節症 ~本当に膝が悪いのか?~

こんにちは!なか整骨院(中板橋)の中山です。

 

今日のテーマは膝。その中でも「変形性膝関節症」の話をしていきます。

皆さん聞いたことがあるかもしれませんが、「変形性膝関節症」という症状は、

体重増加や加齢の影響で、膝の軟骨がすり減り、膝周囲に痛みが出る症状です。

 

当院でも、膝の痛みを訴える患者さんは本当に多いです。その中で多いのが、「歩くと痛い」、「階段の昇り降りが痛い」「しゃがむのが辛い」という声を多く聞きます。
これらに共通するのが、「動いている時に起きている」ということです。

膝関節は靱帯などにより基本的には曲げ伸ばしの一方向に向かって動きます。そのため、ねじりが入る動作はあまり得意ではありません。

膝の上下にある関節はどうでしょうか?
膝から上には股関節、下には足関節があります。
股関節と足関節は、実際に動かしてみると分かりますが、けっこう自由に動かせる可動域の広い関節になります。

なので股関節・足関節の可動域が何らかの原因で制限されるたり、使い方がうまくいっていなくてねじれが発生すると、その影響は膝に対してねじれを生みだし、痛みや変形の原因になります。

つまり、膝はなりたくて痛くなったりねじれるわけではなく、実は被害者です
膝の痛みの殆どは、上下の関節のトラブルから起こってしまうものなのです。

 

なので、当院ではまず骨盤、股関節、足関節を正しい位置に戻し、膝の捻れを解消させていきます。

そして更にここからが重要!!

 

上記でも書いたように痛みは「動いている時」に起こります。

治療でいくら関節を正しい位置に戻しても、人は動くことで必ず不安定な状態になります。そのため、不安定な状態でも支えることができる体にしなければ動いている時の痛みは改善しません。

そこで、各関節の位置を正常に戻した上で、運動療法で膝周囲の筋肉を刺激し、膝関節を支えるようにしていきます。

筋肉は一瞬では増えませんが、筋肉を使いやすいようにし、股関節を支えられるようにすることは一瞬で可能です。

これらの施術によって、当院では足を引きずりながら来院した方も、治療後はスタスタと歩いて帰れるようになります。

 

「どうせ私は軟骨がすり減っているし、もう無理でしょ?」

 

いやいや。そんなことありません!
軟骨がすり減っているのを元には戻せませんが、膝の捻れを解消し、体の使い方を変え、膝の負担を減らすことは可能です。
正しい機能を取り戻せば、手術も回避できます。

 

膝の痛みでお悩みの方。ぜひ一度なか整骨院(中板橋)にご相談ください。

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