ｽﾀｯﾌﾒﾝﾃﾅﾝｽ（PMS＆副鼻腔炎）

 

こんにちは

聖蹟桜ヶ丘院スタッフのメンテナンス担当の佐藤です

 

さっそくですが

珍しく時間に余裕があった土曜日

中村先生からこんなお誘いがありました

 

「佐藤先生、お互いに治療しません？？？」

 

はいはい、こういう時は大体治療して欲しいって素直に言えない時です

なにか症状いっぱいあるんだろうなと思いつつ治療する事に 

 

元々中村先生は定期的に治療をしていてPMSの治療と生理痛の治療を交互にしています

 

この時もそろそろタイミングだなよな～？

と、思っていたところでした

 

 

今日はPMSの方の治療です。

やはり今回はいつもより少し症状が強いみたいです。

 

 

まずは全体のチェックからスタート

 

PMSがある方も生理痛がある方も両方ともある方も必ずある特徴があり

共通しているものがあります

 

 

それは

 

 

「冷え」

 

 

 

中村先生も例に漏れず冷えています

 

 

お腹のチェックをするとやっぱり冷たい！

 

中村先生からは

「手があたたか～い」

と感想が

 

（いやいや違いますよ～中村先生が冷えているんですよ～）

と心の中で突っ込みながらもチェックを進めます

 

お腹の他にはいつもの肩・首をチェックしていきます

まずは肩

両肩を押していきますと右に圧痛があります。

 

続いて首

首は上向きなので突き上げるように動かしていきます

すると

 

 

動かない！？

 

 

なんと中村先生

 

 

副鼻腔炎っぽいのが続いていて鼻が詰まって苦しいとの事

鼻をすすろうとして首の筋肉をたくさん使いすぎてしまいガチガチになっています。

やっぱり症状たくさん持っていました！

 

またそのせいで睡眠の質も落ちているのでしょう

頭皮も負けじと硬くなっています

 

 

お腹は冷えていますし、頭皮は硬くなっている、睡眠の質も低下していては自律神経も乱れてしまいうまく働けません。

 

PMSはいつもより強く出てきますし、免疫力も落ちているので副鼻腔炎もなかなか治りません。

 

 

というわけで今回はPMSと思っていたのですが副鼻腔炎も加わりいよいよ治療スタートです！

 

 

まずは、お腹の冷えを取っていきます。

ここは脚を使います

スネの内側に打ってはすぐに抜いて、というのを１本ずつやっていきます

「これで暖かくなったよ」

 

と言って自分で確かめてもらうと

 

「あ、ホントだ！」

 

と反応が返ってきます。

こういう時だけは素直ですね～

 

 

使った鍼はたった１本だけですがこれで下地作りはOK

 

 

そのままいつもの全身調整の鍼をしていきます。

 

脚に鍼をし直して肩のチェックします

 

この時点で右肩の圧痛はOK

ただ首は残っています

 

頭（百会）に打ちます

 

肩がさらにゆるみ、首もだいぶ動くようになってきました。

ただ痛みはちょっと抜けきらず

 

いつもはここまででもっと抜けが良いのですが今回はちょっと頑固

 

それだけ状態も良くなかったのでしょう。

 

 

PMSの改善の為に丹田にも打っていきます

そして今日はその丹田と百会にパルスを繋いで電気をかけていきます

 

こうすることによって督脈経と任脈の流れを良くしていきます。

任脈経は体の中心で全面を流れている経絡です。

この経絡は婦人科系にはとても有効な経絡になります。

 

 

さらに今回は口呼吸になってしまっているので喉にも鍼をしていきます。

これ前回大野先生に打った鍼と一緒です。

 

ここまでして置鍼していきます

 

 

パルスしているのでその時間の10分置鍼です

 

～パルス&置鍼中～

 

 

10分経ったので鍼を抜いていきます

 

全部取ってお腹を触るとさらに暖かくなっています

 

 

冒頭にも書いた通り、PMSと生理痛の最大の敵は「冷え」だと考えています。

なによりも体を冷やさない事が大切です

その為には運動も食事もそして治療（ケア）も大事になってきます。

 

 

特に治療（ケア）の部分はお任せ頂ければと思いますのでご自身もしくはご家族やお友達でお悩みの方がいらしたらご相談下さい。

 

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